世界大百科事典(旧版)内の藤本ビルブローカーの言及
【短資会社】より
… 専門の仲介業を行う会社としてコール市場,手形市場の重要な担い手であるほか,CD(譲渡性預金)や政府短期証券の流通取扱業務も行い,また外国為替および外貨資金貸借(ドルコール)の仲介も行っている。 1902年創業の藤本ビルブローカー(大和証券の前身)が最初の短資会社で,以後コール市場の成長に伴って会社数が増加し,第2次大戦時には18社を数えた。戦後これらの多くは姿を消し,現在は東京短資,山根短資,上田短資,日本短資,八木短資,名古屋短資の6社となっている(1996年末現在)。…
【投資信託】より
…それ以前にも投資信託類似のものはいくつか出現した。たとえば1937年の藤本ビルブローカー(大和証券の前身)による藤本有価証券投資組合であり,また41年には野村証券により投資信託(信託法に基づく)が設定されている。前者は信託業法との抵触が問題となり数年で解散し,後者は45年の終戦時に同じく解散している。…
※「藤本ビルブローカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」