世界大百科事典(旧版)内の蘆筍の言及
【ヨシ(蘆∥葭∥葦)】より
… ヨシ類の茎は葭簀(よしず)や簾(すだれ)にするほか,屋根や編んで壁などにも使われることがある。若芽は食用になり,アイヌ人が用いるほか中国でも蘆筍(ろしゆん)と呼ばれ用いられた(ただし,近年台湾で蘆筍といって缶詰にして輸出するものはアスパラガスである)。茎は他の大型のイネ科植物,例えばムラサキススキやススキ等のそれとともにパルプ原料に用いられ,良質の紙ができるが,解離がややむつかしいという。…
※「蘆筍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」