虚構犯罪申告罪(読み)きょこうはんざいしんこくざい

世界大百科事典(旧版)内の虚構犯罪申告罪の言及

【告訴】より

… いったんした告訴も,これを取り消すことができるが,その時期は公訴の提起前に限られている(237条)。なお,故意に虚偽の告訴をしたときは,虚偽告訴罪(刑法172条)ないしは虚構犯罪申告罪(軽犯罪法1条16号)に問われることがある。【長沼 範良】。…

【告発】より

…犯人および告訴権者以外の第三者が,捜査機関に犯罪事実を申告し,犯人の処罰を求める意思を表示すること。犯罪があると認めるときは,だれでも告発をすることができる(ただし,故意に偽りの告発をしたときは虚偽告訴罪(刑法172条)ないし虚構犯罪申告罪(軽犯罪法1条16号)に問われることがある)。とくに公務員は,職務上犯罪を発見したときは,告発をする義務がある(刑事訴訟法239条)。…

※「虚構犯罪申告罪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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