虞喜(読み)ぐき

世界大百科事典(旧版)内の虞喜の言及

【歳差】より

…ヒッパルコスはその長さをそれぞれ365日5時間55分(真値は48分46秒)および365日6時間10分(真値は9分10秒)とした。中国の東晋時代の虞喜(ぐき)(281‐356)は,独立に冬至点(中国の天文学では春分点より冬至点の位置を重要視した)の逆行を発見し,歳の差の存在を指摘した。
[地球の歳差運動]
 地球は,赤道部の膨らんだ扁平楕円体の形をしており,かつ地球の赤道面は黄道面(地球の軌道面)に対して約23゜.5傾いている。…

【中国天文学】より

…さらに6世紀に北斉の張子信によって太陽運動の〈中心差〉が発見された。なおこれより以前,4世紀前半の東晋時代に虞喜によって〈歳差〉が知られた。これらの知識をすべてとり入れ,画期的な暦法をつくったのが隋の劉焯(りゆうしやく)の〈皇極暦〉である。…

※「虞喜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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