世界大百科事典(旧版)内の《蛍雪時代》の言及
【受験雑誌】より
…昭和初期には,受験雑誌の代名詞になる《受験旬報》(1932,旺文社。41年《蛍雪時代》,95年《KEISETSU大学入試情報》と改題)が創刊され,一つの頂点に達した。第2次世界大戦後,受験競争が激しくなるとともに,受験雑誌は多種多様にわたり量も増大する。…
【受験参考書】より
…赤尾好夫が日本で初めて通信添削形式による受験指導を始めたのは1932年のことであるが,赤尾好夫《英語基本単語熟語集》(旺文社,1942)も,〈豆単〉とよばれて受験生に歓迎された。1941年には,旺文社が受験雑誌《蛍雪時代》を創刊して,受験産業に君臨するようになる。第2次大戦後,学制改革によって,戦前の伝統ある受験参考書の多くは新しいものにおきかえられ,〈考へ方〉に代わって〈チャート式〉などが流行するようになった。…
※「《蛍雪時代》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」