世界大百科事典(旧版)内の蜊店横町の言及
【本郷】より
…戦国時代末期に町屋形成が始まり,寛文(1661‐73)以前に1~6丁目に分かれた。江戸時代前期には魚介類を扱う町人の町として栄え,1丁目には蜊店(あさりだな)横町,3丁目には肴店(さかなだな)と俗称される一角があった。肴店には1725年(享保10)日本橋の有名な呉服商伊豆蔵屋(いずくらや)吉右衛門が支店を開いて人気を集めたため,肴店は伊豆蔵横町とも呼ばれた。…
※「蜊店横町」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」