蜷の腸(読み)ミナノワタ

デジタル大辞泉 「蜷の腸」の意味・読み・例文・類語

みな‐の‐わた【×蜷の腸】

[枕]「か黒し」にかかる。かかり方未詳。蜷の腸が黒いところからとも、焼いた肉が黒いところからともいう。
「―か黒き髪に何時いつの間か霜の降りけむ」〈・八〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android