世界大百科事典(旧版)内の蟬の言及 【笛】より …素材は女竹で,いろりやかまどのある部屋で長年いぶした煤竹(すすだけ)が固くしまって,虫が食わず良材である。歌口と頭端の間に蟬(せみ)という木片の飾りがついている。これは紫檀,黒檀,タガヤサンなどの材で,前述の正倉院の笛にもある小枝の変形とみられる。… ※「蟬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by