血液型の遺伝(読み)けつえきがたのいでん

世界大百科事典(旧版)内の血液型の遺伝の言及

【血液型】より

…翌02年,別の研究者によって第4群が追加され,その後多くの学者によっていろいろな名称が提案されたが,結局27年に国際連盟の専門委員会でO型,A型,B型,AB型の名称を用いるよう決議された。これより先1925年にはABO血液型の遺伝法則が確立され(ベルンシュタインF.Bernstein,古畑種基ら),血液型が遺伝学上でも重要な地位を占めるにいたった。ABO血液型の発見は,それまで危険で不確実とされていた輸血療法を飛躍的に発展させ,多くの人命がこれによって救われるようになった。…

※「血液型の遺伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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