世界大百科事典(旧版)内の血液循環説(ハーベー)の言及
【ハーベー】より
…とくにパリ大学学長で解剖学者のJ.リオランは反対の先鋒に立った。しかし,R.デカルト,T.ブラウン,グリソンFrancis Glisson,F.シルビウスらの賛成を得て,ハーベーの血液循環説は,ガレノスの説を完全に覆し,近代生理学の基盤となった。彼は1618年にジェームズ1世の侍医,29年にチャールズ1世の侍医になった。…
※「血液循環説(ハーベー)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」