血清成分(読み)けっせいせいぶん

世界大百科事典(旧版)内の血清成分の言及

【血清】より

…ヒトや脊椎動物の血液中の主要液体部分を指す。なお,開放血管系をもつ無脊椎動物のこれに相当するものは血リンパ液といい,血清,血漿などの名称は使わない。
[血清と血漿]
 ヒトや動物の血液を試験管等に採り放置すると,やがて固まり(凝固),フィブリノーゲンが変化してできた網状構造をなすフィブリンに血液成分がとりこまれた血餅(けつぺい)ができる。やがて,これは血小板,組織由来のトロンボステニンの作用を受けて収縮し,上清には透明,こはく色の少し粘稠な液,血清が分離する。…

※「血清成分」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む