世界大百科事典(旧版)内の血縁淘汰説の言及
【社会性昆虫】より
…ミツバチも分封型だが,唯一の例外として母女王が一部のワーカーとともに離巣し,娘女王が残ったワーカーと旧巣をひきつぐ。 以上のような多彩な特性を示す社会性昆虫の生活様式の進化は,従来W.M.ホイーラーの栄養交換説をはじめとして,いくつかの仮説がたてられたが,近年血縁淘汰説,親による子の操作,相利作用などの諸仮説が提議され,活発な論議の対象となっている。【坂上 昭一】。…
※「血縁淘汰説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」