《袈裟と盛遠》(読み)けさともりとお

世界大百科事典(旧版)内の《袈裟と盛遠》の言及

【ブラウニング】より

…ブラウニングの詩は,複雑難解な事件や極度の抽象性,安易なオプティミズムなどの欠点はあるが,当時の科学進歩思想もとり入れ,非個性的な劇的性格やプロットの創造,作品にちりばめられた抒情詩の小品で重要な貢献をした。芥川竜之介の《袈裟(けさ)と盛遠》(1918)は,事件の核心を複数の人物が独自の立場から述べるブラウニングの〈劇的独白〉の形式を用いている。ブラウニングが詩的〈腹話術師〉といわれるのも無理はない。…

※「《袈裟と盛遠》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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