世界大百科事典(旧版)内の被服学科の言及
【裁縫】より
…第2次世界大戦後の新制度では,中学校では職業・家庭科のなかの手技の項目にはいっていて自分および家族の身なりを整え,保健および経済に適合するよう経理しうる能力を得させるにあるとし,また高等学校では家庭科被服となり,被服生活の計画,家族の関係と被服の必要量の決定,衣料衣類の選定,被服の保健的・活動的・経済的調製,個性と環境にふさわしい被服の創造と着装,適時の手入れおよび保存,被服原料の生産その他の事情の理解などについての能力を目標としている。また1949年以降の新制大学には,家政学部の1学科としての被服学科,あるいは家政学科のなかの被服科がおかれた。 以上は普通の学校教育の大要であるが,このほかに裁縫専門の学校や私塾がある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」