世界大百科事典(旧版)内の装飾変奏の言及
【変奏曲】より
…変奏は作曲における基本原理の一つで,古来あらゆる種類の音楽にみられる。例えば中世の単旋律聖歌にもすでに旋律の高度な装飾変奏が認められる。変奏の対象は,音列,音型,和声,リズム,拍子,テンポ,強弱法,音色(管弦楽法など),伴奏部,旋律全体から形式構造そのものに至るまで,音楽のほとんどすべての要素に及び,しばしばそれらが複合的に組み合わされる。…
※「装飾変奏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」