世界大百科事典(旧版)内の補充療法の言及
【ホルモン剤】より
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[ホルモン剤の使われ方]
ホルモン剤の実際の使用法は,タイプの異なるいくつかの範疇(はんちゆう)に分けて考えられる。これには,(1)補充療法,(2)生理機能の人為的変更または調節,(3)ホルモンの示す薬理作用の利用,(4)診断への応用,(5)ホルモン剤そのものではないが,ホルモン生合成に影響を与える薬物,あるいはホルモンに拮抗する薬物により,間接的にホルモン作用を制御して診断や治療目的を達することなどがある。(1)補充療法 なんらかの原因により当該ホルモン産生器官が機能障害に陥り,ホルモン分泌が低下している場合に,外からそのホルモンを補う使用法である。…
※「補充療法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」