裴璆(読み)はいきゅう

世界大百科事典(旧版)内の裴璆の言及

【鴻臚館】より

…使節の迎接には文人,学者など知識人の選ばれることが多く,滋野貞主,在原業平,大江音人らの名が知られる。大江朝綱が,〈前途程遠し 思ひを雁山の暮(ゆうべ)の雲に馳(は)す 後会期(こうかいご)遥かなり 纓(えい)を鴻臚の暁の涙に霑(うるお)す〉(《和漢朗詠集》)と詠んだのも,908年6月の夜,帰国する渤海使裴璆(はいきゆう)との別れを惜しむ餞別の宴でのことであった。《文華秀麗集》《経国集》にも交歓の詩がみえる。…

※「裴璆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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