複合崖錐(読み)ふくごうがいすい

世界大百科事典(旧版)内の複合崖錐の言及

【崖錐】より

…急斜面の上部に漏斗状の溝ができると,その周りからの岩屑が1ヵ所に集中するので,その前面に形の整った半円錐形の高まりをつくる。複数の崖錐が互いに接して並んでいるものを複合崖錐という。溝のない平滑な崖面全体から同じ割合で落下すれば,岩屑は崖の前面に一様な傾斜で堆積し,崖錐斜面をつくる。…

※「複合崖錐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android