複咽頭(読み)ふくいんとう

世界大百科事典(旧版)内の複咽頭の言及

【咽頭】より

…扁形動物門渦虫(かちゆう)綱のうち三岐腸類では,摂食時に咽頭を口外に出して食物を取り込むが,平常は口との間の消化管の薄壁で囲まれている。この型を複咽頭とよぶが,棒腸類では単に環状筋と放射状筋が発達しただけであって単咽頭とよぶ。また,扁形動物門吸虫綱では咽頭は球形にふくらみ,食物を吸い込むポンプとしてはたらくが,節足動物門蛛形(ちゆけい)綱でも機能的には同様で,吸胃とよばれる。…

※「複咽頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む