世界大百科事典(旧版)内の西中国山地の言及
【冠山】より
…冠山より北東50kmの阿佐山(1218m)までを冠山山地と呼び,恐羅漢(おそらかん)山(1346m),十方山(1319m)など山頂に小起伏面を残す山々からなり,山間の柴木川最上流部に年間降水量2500~2800mmをもつ八幡盆地をはさむ。広島・岡山両県北部に連なる東中国山地に対し,この山地を西中国山地とも呼び,また芸北山地の名もある。ほかにも広島県西部には山頂のなだらかな冠山という名の山が多い。…
【中国山地】より
…中国山地は山陰地方と山陽地方の分水界をなすが,江の川のみは山陽側にも広い流域をもちながら,中国山地を横断して日本海に注ぐ。この横断部分より東側を東中国山地,西側を西中国山地(冠山(かんむりやま)山地)と呼ぶ。 東中国山地はほぼ東西に走るが,細かくみると吉井川,旭川,高梁(たかはし)川などの上流によっていくつかの山塊に分断されている。…
※「西中国山地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」