世界大百科事典(旧版)内の西村芳藤の言及
【おもちゃ絵】より
…おもちゃ絵の内容は種々さまざまだが,あえて大別すると,(1)そのまま,あるいは少し手を加えて,遊具として使うもの(絵双六,かるた絵など),(2)切って遊ぶもの(姉様絵,写絵,簡単な立版古など),(3)ながめて楽しむもの(ものづくし,判じ絵など),(4)知識や教養を得るためのもの(ものづくし,単語図解,教訓絵など)に分けることができよう。おもちゃ絵を手がけた絵師は北斎,広重,国芳,2代広重(重宣),英泉,芳虎,国盛など多彩だが,国芳門下の西村芳藤(1828‐87)が最も知られている。【八木田 宜子】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」