西洋すごろく(読み)せいようすごろく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西洋すごろく」の意味・わかりやすい解説

西洋すごろく
せいようすごろく

「バックギャモン」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の西洋すごろくの言及

【すごろく】より

…それゆえ,すごろくの禁令は近世に至るまで繰り返し出されたが,いっこうにやむことはなかった。16世紀にポルトガル人が来航した際伝えられた遊戯盤は,日本で〈西洋すごろく〉と呼ばれたが,これは盤すごろくと同じもので,同一の遊戯盤が約1000年を経て再び伝来したわけである。江戸時代にすごろくが嫁入道具や雛祭の装飾品になった事実をみても,いかに日常生活に根づいたゲームであったかが理解できる。…

【バックギャモン】より

…競技者がダイス(さいころ)の目によって盤上の駒を進め,相手より先に目的地に達した方が勝ちというタイプのゲームを,ゲーム研究家はレース・ゲームrace gameと名づけている。バックギャモン(西洋すごろくと訳されることが多い)は,典型的なレース・ゲームであるとともに,最古のレース・ゲームの直系である。皇帝ネロも愛好したと伝えられる古代ローマの〈十二線ゲームindus duodecim scriptorum〉から派生したのがバックギャモンと考えられる。…

※「西洋すごろく」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android