西涼伎(読み)せいりょうぎ

世界大百科事典(旧版)内の西涼伎の言及

【十部伎】より

…俗楽系の清商伎,文康伎,亀茲楽の要素をふくむ国伎,西域楽系の亀茲(クチャ)伎,安国(ブハラ)伎,天竺(インド)伎,朝鮮楽系の高麗(高句麗)伎がそれである。次の煬帝(ようだい)のとき国伎を西涼伎,文康伎を礼畢と改名し,新たに疏勒(カシュガル),康国(サマルカンド)の両西域楽を加えて九部伎とした。太宗(唐)のとき九部伎最後の厳かな礼畢を止め明るい慶賀の讌楽伎に改め,これを最初におき,しかも642年高昌を平らげると高昌伎を加えて,ここに十部伎が成立した。…

※「西涼伎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android