西爨白蛮(読み)せいさんはくばん

世界大百科事典(旧版)内の西爨白蛮の言及

【タイ】より

…タイの民衆仏教徒は,〈パリット〉の読誦が,災厄を回避し,幸運を招き寄せるために効力をもつと信じている。
【歴史】

[タイ族の興隆]
 現在タイの中心的民族をなすタイ族については,古くはその起源を《後漢書》にみえる哀牢に求めたE.H.パーカー説(1890)や,ながらく定説とされていた南詔=タイ族国家説,その批判として提出された白鳥芳郎の西爨白蛮(せいさんはくばん)=タイ族説(1957)などがある。いずれもその原居住地はおおむね中国南部の雲南から四川南部とされ,タイ族は北方からインドシナ半島へと南下し定着した民族であると考えられている。…

※「西爨白蛮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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