《見ぬ世の友》(読み)みぬよのとも

世界大百科事典(旧版)内の《見ぬ世の友》の言及

【辻原元甫】より

…父は沙木軒,兄は儒医長岡意丹である。《女四書》(1656),《倭(やまと)小学》《見ぬ世の友》(以上1658),《智恵鑑》(1660)など,中国書を和訳した教訓的な仮名草子を著した。【野田 寿雄】。…

【手鑑】より

…この配列法は古筆流派によって異なるが,基本的には天皇を中心とする階級別構成と,高野切,石山切,三筆,三蹟などの名筆,および歌道書道宗家の筆蹟の3部により構成され,とくに大聖武と呼ばれる大字の写経断簡を巻頭に配するのを通例とする。遺品は数多いが,代表的なものとして《藻塩草》(京都国立博物館),《大手鑑》(陽明文庫),《翰墨城》(MOA美術館),《見ぬ世の友》(出光美術館)の国宝手鑑を挙げることができる。古筆【木下 政雄】。…

※「《見ぬ世の友》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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