覚寿(読み)かくじゅ

世界大百科事典(旧版)内の覚寿の言及

【三婆】より

…歌舞伎の老女の大役を三つ選んで〈三婆〉と呼ぶ。《盛綱陣屋》の微妙(みみよう),《菅原伝授手習鑑》の〈道明寺〉の覚寿(かくじゆ),《廿四孝》の勘助母または《輝虎配膳》の勘助母,越路。老女の大役は,ほかにも《忠臣蔵》〈六段目〉のおかるの母や《引窓》の母などがあるが,三婆に選ばれているのはいずれも時代物で,気位が高く男まさりで,息子たちや一族の運命を決定づけるような役ばかりである。…

※「覚寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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