覚讃(読み)かくさん

世界大百科事典(旧版)内の覚讃の言及

【新熊野社】より

…紀州の熊野権現を深く信仰していた後白河上皇が1160年(永暦1)熊野三所権現を洛東の院の御所法住寺殿近くに勧請し,新熊野と称したのがこの社のはじまりである。熊野御幸の先達をしばしば務めた三井寺僧覚讃(かくさん)が,同寺先覚者増誉以来代々選任されてきた熊野三山検校を受け継ぐとともに,当社の検校をも兼ねることになったので,その繁栄ぶりは著しいものがあった。これを管理する別当を勝仙院(後世住心院と改称)といい,室町期以後は修験道本山派の本山聖護(しようご)院の院家(いんげ)先達を務め,諸国に多くの霞下(かすみした),同行(どうぎよう)を支配した。…

※「覚讃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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