世界大百科事典(旧版)内の親密派の言及
【ボナール】より
…ここには浮世絵版画の強い影響がある。以後,主題はしだいにいかにも親密な雰囲気をただよわせる〈室内〉,とりわけ裸婦のいる室内に集中していく(このため,ビュイヤールとともに〈親密派(アンティミストIntimistes)〉と呼ばれることもある)。それと同時に,色彩と形態の処理も,光のひびきあいに主眼をおいた感覚的で自在なものになり,1905年から10年にかけて,〈印象主義的〉ともいえる時期をむかえる。…
※「親密派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」