親方画家(読み)おやかたがか

世界大百科事典内の親方画家の言及

【画家組合】より

…西洋中世において,他の同業組合(ギルド)と同じく,各都市の画家の相互規制と相互扶助,ならびに外来の競争者の排除を目的としてつくられた組織。組合員は会費を納める親方画家のみで構成され,画家志望者は親方の工房で一定期間の修業を積み,組合に親方資格作品masterpiece,Meisterstückを提出して,初めて画家としての活動を認められた(徒弟制度)。外来の画家を含めこの過程を経ていない非組合員の制作活動,および外部で制作された作品の販売は規約により禁止され,修業年数や,同一時期に1人の親方が擁し得る弟子の数も,都市により多少の差はあるものの組合の規約で定められていた。…

【工房】より

…4~6年ほどの修業を終えると,徒弟は半独立の職人となって親方を替える権利を得,自ら選んだ工房で日当をもらって働くようになる。さらにギルドの資格認定審査に合格すると親方画家となってギルドに加入し,自分の工房を開設できる。しかし,経済的事情や研鑽を積む目的で,資格取得後も著名な画家の工房で助手を務める者もあり(例えばルーベンスの工房におけるファン・デイク),またこれとは別に顔料を砕くなどの下働きに一生従事する徒弟も存在した。…

※「親方画家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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