世界大百科事典(旧版)内の観智院金剛蔵聖教の言及
【観智院】より
…当院初代の杲宝(ごうほう)は,東寺最高の学僧で,南都北嶺その他から多数の聖教類を収集し,東寺教学の基礎を築いた。現在,観智院金剛蔵聖教と呼ばれているのはそれで,量質ともに日本の聖教のうちで最高のものの一つである。1609年(慶長14)徳川家康は観智院を当山最高の修学所としており,その後も多くの学僧を輩出している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」