角膜輪部(読み)かくまくりんぶ

世界大百科事典(旧版)内の角膜輪部の言及

【角膜】より

…角膜は透明であるため,外から見るとその奥にある虹彩irisが見え,中央が瞳孔となっている。角膜は周辺部では不透明となり強膜に続く(強膜への移行部を角膜輪部という)。強膜の曲率は角膜よりゆるく,眼球を輪切りにすれば,強膜の大きな円の一部に角膜が突出した形となる。…

【強膜】より

…このため,腱を介して付着する6本の外眼筋の作用によって,眼球は滑らかに各方向に回転することができる。強膜の後方では,視神経と網膜中心動静脈が,内側強膜からなる篩状板lamina cribrosaを貫き,脈絡膜への短毛様動脈が視神経の周囲で,また前方では,長毛様動脈が角膜輪部(強膜が角膜へ移行する部分)近くで強膜を貫く。ぶどう膜からの静脈(渦静脈)も赤道部付近を貫く。…

※「角膜輪部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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