記憶減退(読み)きおくげんたい

世界大百科事典(旧版)内の記憶減退の言及

【記憶】より

…記憶増進は過去の記憶が異常な活発さで浮かんでくる場合で,知能優秀者に見られるほか,一過性には発熱時,夢,癲癇発作,薬物中毒,縊死未遂時などにもありうる。記憶減退は過去の記憶が想起困難な場合で,老人や脳器質疾患でみられ,記憶解体は時間的,内容的にT.A.リボの〈逆行律〉に従う。健忘は想起欠如が特定の期間または事柄に限定される場合で,意識障害の後に生じやすい。…

※「記憶減退」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android