設計パターン（読み）セッケイパターン

基本的な設計パターン

• Singletonは、クラスが唯一のインスタンスを持つことを保証する設計パターンです。
• Factory Methodは、オブジェクトの生成をサブクラスに委ねる設計パターンです。
• Observerは、オブジェクト間の一対多の依存関係を定義する設計パターンです。
• Decoratorは、オブジェクトの機能を動的に追加する設計パターンです。
• Strategyは、アルゴリズムをカプセル化して交換可能にする設計パターンです。

高度な設計パターン

• Adapterは、クラスのインターフェースをクライアントが使用できる他のインターフェースに変換する設計パターンです。
• Compositeは、オブジェクトをツリー構造に組織化する設計パターンです。
• Facadeは、複雑なサブシステムへの簡単なインターフェースを提供する設計パターンです。
• Flyweightは、多数の小さなオブジェクトを効率的に管理する設計パターンです。
• Proxyは、他のオブジェクトへのアクセスを制御する設計パターンです。

具体的な使用例

• プロジェクトでSingleton設計パターンを使用して、データベース接続を一元管理しました。
• 顧客管理システムにFactory Method設計パターンを採用して、新しい顧客オブジェクトの生成を効率化しました。
• リアルタイム通知システムにObserver設計パターンを導入して、更新情報を自動的に配信しました。
• 新機能追加時にDecorator設計パターンを使用して、既存のコードを変更せずに機能を拡張しました。
• 異なる検索アルゴリズムを簡単に切り替えるためにStrategy設計パターンを利用しました。