世界大百科事典(旧版)内の設計型シミュレーションの言及
【プロセスシミュレーション】より
…操作型シミュレーションは,装置の各部の構造をすべて指定したうえで,そこに原料を流したらどうなるかを知ろうとするもので,文字どおりのシミュレーションである。これに対し設計型シミュレーションでは,プロセスや装置から出てくる製品の量や純度を指定して,それに合うように装置の各部の大きさや数を決めようとするもので,設計計算である。正確なシミュレーションが必要とされるのは主として設計の段階で,設計型シミュレーションが望ましいわけだが,いつでも設計型シミュレーションが可能とは限らない。…
※「設計型シミュレーション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」