評造(読み)こおりのみやつこ

世界大百科事典(旧版)内の評造の言及

【評】より

…しかし,ここにいう〈天下立評〉が全国一斉に国造(くにのみやつこ)の国を分割,統合して評制をしいたものか,あるいは国造制はそのままにそれと並行して大和王権の直轄地等にのみ施行したのかについては論争があり,決着を見ていない。評の官職名としては,評造,評督,督領,助督などが知られているが,その官制については必ずしも明らかではなく,評督(長官),助督(次官)の二官制で,評造はその総括名称であったとする説や,二官制は認めた上で,評造は小評の長官名,あるいは国造出身でない評の官人名とする説などがある。評制は,7世紀後半の地方行政制度の整備にともない,国の下の行政単位として全国的に施行され,また評の下には50戸からなる里が置かれ,7世紀末には国評里の地方制度が整った。…

※「評造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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