世界大百科事典(旧版)内の《詞不可疑》の言及
【渋柿】より
…編者の意図は京・鎌倉の朝幕関係の中で生まれた治政の要道となるものを収録したのであろう。万治(1658‐61)ごろの刊本に(1)の中の明恵の言葉をとって《詞不可疑(しぶがき)》と命名したが,難解なため《渋柿》の名で行われ,《群書類従》がその名で収録したため定着したが,もとは無題か。良写本がなく,字句に若干後代の改変があろう。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」