詠懐詩(読み)えいかいし

世界大百科事典(旧版)内の詠懐詩の言及

【中国文学】より

…この800年間で最大の長編物語詩《孔雀(くじやく)東南飛》も建安年間の作といい,五言詩の成熟を示す。魏の阮籍(げんせき)は〈詠懐詩〉82首において,その疑問をさらにつきつめた形で提出し,いっそう思索的な孤独の詩人で独自の風格を有した。その後も詩人は続々出て,技巧はますますみがかれ,典故は多く用いられ,対句の構成も増加する。…

※「詠懐詩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android