世界大百科事典(旧版)内の《誤謬と真理》の言及
【サン・マルタン】より
…啓蒙の世紀,18世紀後半における神秘思想の一大潮流,いわゆるイリュミニスムilluminismeを代表する人物。マルティネス・ド・パスカリの教団への加入を契機に思想家としての生涯を歩みはじめ,処女作《誤謬と真理》(1775)の成功により社交界に出入りして,フランス内外に多くの支持者を得た。その後《望みに駆られた人》(1790),《霊人の使命》(1802)ほか,ほとんどの著書を〈無名の哲学者〉の名の下に発表。…
※「《誤謬と真理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」