説諢経(読み)せっこんきょう

世界大百科事典(旧版)内の説諢経の言及

【説話】より

…宋・元代の小説の種本とおぼしい《酔翁談録》には,当時の小説の題目107種が列挙されており,また明代の《清平山堂話本》や《三言》は,宋・元代の小説の話本をもとに改作したものである。説経,または談経,唐代の俗講に由来するもので,〈仏書の演説〉を内容とし,これにはさらに禅問答のまね事である〈説参請〉,滑稽を主とする〈説諢経(せつこんきよう)〉が含まれる。講史書は,三国史,五代史などの長編の歴史物語で,その筆録をとくに〈平話〉といった。…

※「説諢経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android