調色法(読み)ちょうしょくほう

世界大百科事典(旧版)内の調色法の言及

【カラー映画】より

…染色法は,映画の初期から考えられ,初めは1コマずつ手工芸的に染色されたが,1896年ころにイギリスとフランスで型紙を使う〈型紙染色法stencil process〉が考案され,1910年ころまで各国で広く使われ,日本では〈極彩色映画〉として公開された。調色法は,ポジティブの銀像の粒子をほかの金属または化合物でめっき,あるいは置換する方法で,のちに,より豊富な色彩を調色する〈染料調色法dye toning〉が発見された。 G.メリエスのトリック映画には彩色された作品が多く,また,最初の西部劇といわれるE.S.ポーターの《大列車強盗》(1903)のオリジナルプリントでは,巻末の強盗の拳銃発射が赤く彩色された。…

※「調色法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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