論理的必然性(読み)ろんりてきひつぜんせい

世界大百科事典(旧版)内の論理的必然性の言及

【演繹】より

…もし前提Aを認め,しかも結論Bを認めないのであれば,そのような結論Bは前提Aからは出てこない,つまり,そのような演繹的推理は誤っている,とわれわれはいう。このように,前提Aから結論Bが正しく演繹されるときには,前提Aからはかならず結論Bが出てくるという必然性――とくに論理的必然性――がある,という点は,演繹的推理のもっとも重要な特徴であるが,この必然性はつぎの意味で仮定的性格をもつことにも十分注意しなければならない。〈癌はすべてウイルスである〉ことを前提とすれば,特定の患者の癌はウイルスであると演繹的に推理できて,前提と結論のあいだには必然性がある。…

※「論理的必然性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む