講談社文化(読み)こうだんしゃぶんか

世界大百科事典(旧版)内の講談社文化の言及

【キング】より

…誌面の構成では,表紙・口絵に洋画の大家を起用,3色刷りの泰西名画,アートの写真ページを並べ,本文では成功美談,道徳訓などのノンフィクションと大衆小説を混じえて変化を与えた。当初50万部を見込んだ創刊号は74万部に達し,その後順調に発展,講談社文化(本誌発刊を機に社名を大日本雄弁会講談社と改称)の中心的存在となった。43年その誌名が敵性語であることから《富士》と改名,第2次大戦後の46年再び元に戻ったが,戦後文化に適応できず,57年に廃刊された。…

【野間清治】より

…最盛期には9誌を発行し,他に報知新聞社,キングレコードの社長となり,一大マスコミ王国を築いた。野間の思想には親譲りの剣道による心身の鍛練を基本とする教育観,講談的道徳観があり,それらが〈講談社文化〉を形成して旧中間層にアピールしたが,同時に国家主義イデオロギーの担い手たらしめた。自伝に《私之半生》(1936)がある。…

※「講談社文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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