護岸水制(読み)ごがんすいせい

世界大百科事典(旧版)内の護岸水制の言及

【護岸】より

…河岸や海岸にあたる流れや波浪などの勢いを減殺するため,護岸の基礎の前面に水制を設けたり,コンクリートブロックや捨石を置き,これらの施設と一体となって護岸としての機能をもたせることもある。この場合,河川では護岸水制と呼び,海岸の場合は,波のエネルギーを減殺する目的で護岸の前面に置かれたコンクリートブロックや捨石を消波工と呼ぶ。なお,漁港などで物揚場や係船のための岸壁を護岸として作る場合もある。…

※「護岸水制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」