讃嘆文(読み)さんだんもん

世界大百科事典(旧版)内の讃嘆文の言及

【造像記】より

…これらは造像の素材の種類に関係し,材質によく適合し,かつ恒久性を有するものが選択されている。次に記銘の内容によって造像銘,修理銘,願主銘,作者銘などに分けられるが,その内容をさらに細かく分別すると,像主名(尊像名),造立願文(経緯,趣旨),讃嘆文(名号,経文,偈頌,真言,陀羅尼),願主名,施主結縁者名,作者名,造立紀年銘などである。しかしこれらの内容をすべて備えるものは少なく,むしろこのうちの幾つかの項目を記銘する場合が多い。…

※「讃嘆文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む