世界大百科事典(旧版)内の豪円山の言及
【大山】より
…新期大山の主体はカルデラ内に噴出した弥山で,黒雲母角セン石安山岩からなる直径約5kmの巨大な溶岩円頂丘である。同じころ北方では豪円(ごうえん)山(892m),鍔抜(つばぬき)山(705m),南東に烏ヶ山(からすがせん)(1386m),擬宝珠(ぎぼし)山(1085m)などの寄生火山群が出現した。弥山の山体はその後の激しい爆裂によって著しく破壊され,山稜は南北両側からけわしい断崖によって狭められ通過困難である。…
※「豪円山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」