貝櫃(読み)かいひつ

世界大百科事典(旧版)内の貝櫃の言及

【貝】より

…この貝覆(かいおおい)(貝合)にはハマグリの殻を右殻と左殻に分け,殻の内面に通常金泥を塗り,その上に人物や花鳥などが描かれているものが使われた。一方を地貝として伏せて並べ,他方の貝を出貝としそれに合う殻を地貝の中からさがす遊戯であるが,その入れ物の貝櫃(かいびつ)は贅(ぜい)を尽くし,豪華な嫁入道具となった。これは殻のかみ合せが対になっている殻以外ではかみ合わないため,貞節のしるしにされたことによるものと思われる。…

※「貝櫃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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