世界大百科事典(旧版)内の《貧民救済制度意見》の言及
【窪田静太郎】より
…国際衛生・人口会議に政府代表として出席したのを機に,欧米の保健制度や救済制度を調査し,日本に紹介した。《貧民救済制度意見》(1900)の中で,窮民救助より社会の公益を優先して考え,防貧の重視を説いている。また,社会連帯を東洋的な〈中庸の道〉と結合して,社会事業に〈危険思想〉である社会主義を予防する役割を期待した。…
※「《貧民救済制度意見》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」