世界大百科事典(旧版)内の貯穀制度の言及
【社倉】より
…享保期(1716‐36)に幕府領では貯穀,貯麦,貯稗などの名で各代官所ごとに各様の社倉制度が施行されたが,時代が下るとともにその制度が整備された。関東では村ごとにヒエを蓄えておく貯穀制度が広く行われた。これは毎年全戸より一定量のヒエを集めて郷倉(ごうぐら)や村役人の倉に蓄えておくもので,収穫期になるとその年分を追加し,それまで蓄えた分を新穀と交換する。…
※「貯穀制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」