貴金属管理法(読み)ききんぞくかんりほう

世界大百科事典(旧版)内の貴金属管理法の言及

【銀】より

…海外鉱からの副産物等を含めた総供給量は増加傾向にあり,96年には国内生産2213t(国内鉱山からの生産は1993年に137t),輸入1253tに達した。 日本では1952年に貴金属管理法が金管理法に改まった結果,銀は金に先がけて自由に販売できるようになった。統制撤廃直前の政府買入値は1kg9700円。…

【金管理法】より

…1937年の産金法以降,金使用規則(1939公布),金買上規則(1940公布)等にもとづき,日本においては金の自由販売が禁じられ,すべての金地金,金製品は政府に売り渡すべきものとされていた。第2次大戦後,1950年に貴金属管理法が制定され産金法は廃止されたが,金地金の国内取引は統制されていた。53年制定の本法(1952年公布の金管理法の全面改正法)により金取引の統制が撤廃され,金鉱物の製錬または採取によって得た粗金の一部を政府が強制的に買い上げ,他は自由な販売を認める制度となった。…

※「貴金属管理法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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