世界大百科事典(旧版)内の貸付有価証券信託の言及
【信託】より
…厚生年金基金信託は企業が厚生年金基金を設置して国に代わって掛金を徴収し,信託銀行に資金の管理運用を委託して年金の給付を行うしくみの信託である。 有価証券の信託は,信託設定の際に受託財産として有価証券を受け入れ,その有価証券の管理,運用を目的とするものであり,目的によって信託の種類も分かれるが,利用が多いのは貸付有価証券信託である。これは受託した有価証券を貸し付け,これを借り受けた人が,この証券を公共工事の入札保証金として使用したり,証券を担保にして資金を借り入れるものである。…
※「貸付有価証券信託」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」